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中国・李首相「退任説」の現実味『選択』3月号(選択出版)

胡錦濤時代は有力な継者候補だった李克強首相だが、それだけに、習近平主席に敗れた今となっては、居場所がないようだ。 このまま消えてしまうのは惜しいところだが、『選択』3月号(選択出版)に、一歩後退、二歩前進の「秘策」が紹介されていた。共産党内…

新製品で誤算が続くニコンのカメラ不振『東洋経済』3/25号(東洋経済新報社)

デジタルカメラ自体が斜陽産業だとは前々から言われているが、それにしてもニコンは酷いようだ。『東洋経済』3/25号(東洋経済新報社)によれば、カメラ展示会「CP+」でもブース面積を縮小、最大の面積を占めたのはソニーだったらしい。 ニコンは高級コン…

金正恩体制派当分「盤石」『選択』3月号(選択出版)

拉致問題がクローズアップされた00年代前半と比べ、北朝鮮経済は相当よくなっているという話をよく聞く。『選択』3月号(選択出版)によれば、市場経済を導入し始め、既にインフラ事業にまで民間の参入が認められているらしい。今やグローバル経済の擁護者た…

「対イラン戦争」へ向かう米国『選択』3月号(選択出版)  北朝鮮関連ニュー

北朝鮮関連ニュースも賑やかだが、反米の大国といえば、やはりイランではないか。 『選択』3月号(選択出版)によれば、好戦的なのはトランプ大統領ばかりと思いきや、米議会では共和・民主の両党とも、イラン追加制裁に積極的らしい。 もし開戦するならば1…

次期「左派大統領」が進む道『ニューズウィーク』3/11号(CCCメディアハウス)

5月までには大統領選が実施されることになっている韓国だが、次の大統領は大変だろう。内は政財関係の清算、外は日中両国と険悪な関係にあり、どこから手を付けるのか。 次の大統領が左派になるのは間違いないとして、それにしても、事態を悪化させそうな発…

哀れ公明党も極度の「人材難」『選択』3月号(選択出版)

「ポスト安倍」候補とされてきた稲田防衛大臣が国会で炎上中、いよいよもって次の総理総裁が誰になるのか見当もつかないが、『選択』3月号(選択出版)によれば、公明党の人材不足も相当らしい。 言われてみれば、山口代表は顔くらいしかわからないし、斎藤…

作動しない非常用発電機の恐怖『週刊ダイヤモンド』3/18号(ダイヤモンド社)

非常持ち出し袋はどこかで震災が発生した際に一応買ってはみたものの、その後ほったらかしという家庭が多いと思う。『週刊ダイヤモンド』3/18号(ダイヤモンド社)によれば、東日本大震災の際、半数以上の非常用発電機がまともに動かなかったらしい。「手間…

存在価値ゼロの「国連人権理事会」『選択』3月号(選択出版)

国連人権理事会というものに、あまり良いイメージがない。クマラスワミ報告書の影響もあるかも知れないが、あまり良い文脈で見たことがない。『選択』3月号(選択出版)で「存在価値ゼロ」と一刀両断にする記事が掲載されており、「やはり」と膝を打った。 …

弔鐘鳴り響く「韓国製造業」『選択』3月号(選択出版)

サムスンの李在鎔副会長逮捕に続き、本当に朴槿恵大統領が罷免され、韓国はまるでクーデターのような様相を呈している。さぞや、韓国の野次馬的民衆も、大いに溜飲を下げているだろう。 『選択』3月号(選択出版)で、これが韓国製造業の終わりであるとの指…

感情「最優先」の甲子園『選択』3月号(選択出版)

2013年夏の甲子園に、マンガのキャラクターのような選手が出場していた。花巻東高校の二番打者、千葉翔太だ。「カット打法」によってひたすらファールを積み重ね、四球をもぎ取る、見方によっては「卑怯」そのものの、小憎たらしい156cmの小兵である。『選択…

独メディアの良識に挑戦状 『ニューズウィーク』3/21号(CCCメディアハウス)

ドイツで、難民に関する主要メディアの報道姿勢への不満が噴出しているらしい。「報道しない自由」、即ちメディアによる恣意的な情報の操作が存在すると、日本のインターネットでも、よく語られる。 『ニューズウィーク』3/21号(CCCメディアハウス)によれ…

中国で溢れ返る「使用済み核燃料」『選択』3月号(選択出版)

何かあるたびにスモッグが問題として取り上げられる中国だが、向こう10~15年で、世界一の原発大国になるようなペースで、原発を建設していくらしい。 経済成長している国に「電力消費を増やすな」と要求するのもナンセンスであるし、現実的に考えると、どん…

過熱するふるさと納税 税収減の都市部は悲鳴『東洋経済』3/18号(東洋経済新報社)

最近よく見聞する話だが、これほど馬鹿らしい指摘もそうないだろう。都会の住民が地方の自治体へ納税する制度なのだから、都市部の税収が減るのは当然であり、むしろ、納付先競争で地方が敗れる方が大問題ではないか。 ましてや記事中、被害者代表として取り…

日本企業社員が米国で「大量投獄」『選択』3月号(選択出版)

トランプ政権が米国ファーストだと言うが、今に始まった事ではない。『選択』3月号(選択出版)に、米国で投獄されているという、日本自動車部品メーカー関係者の一覧表が掲載されていた。その数、実に64人。 日本の公取が「問題なし」と判断した日本国内で…

「ひきこもり」の過半数は40歳以上『週刊ダイヤモンド』3/11号(ダイヤモンド社)

「ひきこもり」をインターネット上で「ヒッキー」と呼んでいたのは、もう15年ほど前だろうか。『週刊ダイヤモンド』3/11号(ダイヤモンド社)によれば、ひきこもりについて内閣府の調査では39歳以下に調査対象を絞っているが、自治体によっては40歳以上がそ…

根腐れ始めた自公連立『選択』3月号(選択出版)

年末に都議会公明党が自民との連立解消を声明、千代田区長選でも自民推薦候補へ投票したのは僅か10%だった。大阪の混乱よりも酷い。いつになるか知らないが、東京都内選挙区における、次の国政選挙での共闘は成立するのだろうか。 それもこれも、小池劇場で…

イエメンでイランをたたく勘違い『ニューズウィーク』3/14(CCCメディアハウス)

1月、トランプ政権は早速イエメンのシーア派武装勢力を攻撃、イランとの対立を開始したが、『ニューズウィーク』3/14(CCCメディアハウス)に、これは米国の「勘違い」だとする記事が載っていた。 中東は武装勢力が群雄割拠の様相を呈しているが、シリア内戦…

日米摩擦の悪夢はよみがえるのか『東洋経済』3/11号(東洋経済新報社)

対日貿易について、1980年代じみた発言を繰り返すトランプ大統領だが、実際、どのような要求が飛び出してくるのか。『東洋経済』3/11号(東洋経済新報社)に、80年代当時と現代の違いについて解説した記事が掲載されていた。 日本の金融政策運営と円安が議論…

「永代供養ビジネス」の闇『選択』3月号(選択出版)

最近、地下鉄社内などで、納骨堂ビルの広告をよく目にする。都内に墓をつくるのも、田舎に墓参りに行くのも大変なので、ニーズはかなりあるだろう。『選択』3月号(選択出版)に、「永代供養ビジネス」の闇という記事が掲載されていた。とてもビルのメンテナ…

安倍のお側用人「世耕弘成」の暴走『選択』3月号(選択出版)

省庁のなかでも経産省は、「如何に多く首を突っ込んで存在感を示すか」という戦いをしているような、胡散臭い印象がある。『選択』3月号(選択出版)で、麻生財務大臣が世耕経産大臣を評して「チビの背伸び」と発言したというのが載っていたが、まさにイメー…

ポピュリスト大研究『ニューズウィーク』3/14号(CCCメディアハウス)

今秋発売の『ニューズウィーク』3/14号(CCCメディアハウス)は、世界ポピュリスト図鑑になっている。「ポピュリスト」は国情をや政治制度を強く反映しているので、それぞれを見ていくだけでも面白い。 ルペンは「イスラムの脅威からリベラルな社会的権利を…

金正男を「見捨てた」習近平『選択』3月号(選択出版)

金正男氏暗殺事件については、「習近平の面子を潰した」「中朝関係険悪化必至」との観測が多い。金正男氏が中国の保護下にあったというのは常識なので、非常に当たり前の見方であると思う。『選択』3月号(選択出版)に、この事件について中朝関係改善のサイ…

金融機関は顧客本位に変われるか『東洋経済』3月11日号(東洋経済新報社)

高度経済成長期、「顧客が契約を解除したら営業実績から差っ引く」という査定方式を採用していたため、「客が解約する前に破産させる」営業方針をとっていた会社もあったらしい。 今はそこまで酷い話もないと思いたいが、『東洋経済』3月11日号(東洋経済新…

眉唾「がん免疫療法」にご用心『選択』3月号(選択出版)

肉親が何人か癌で入院した後、一度も退院することなく亡くなっているので、「癌」と「死」は直結されているとの印象が強い。「癌 治療」で検索すると、「免疫両方」の広告がズラリと並ぶが、『選択』3月号(選択出版)に、「医学的根拠なき高額治療」と指弾…

深圳発 中国メイカー革命『東洋経済』3月4日号(東洋経済新報社)

「北京で石を投げれば役人にあたり、深圳では社長にあたる」と昔からよく言うが、町工場のタコ社長の街から、ベンチャー企業のひしめく「アジアのシリコンバレー」へと変貌しているらしい。『東洋経済』(東洋経済新報社)で、「深圳発 中国メイカー革命」と…

〈企業研究〉ヤマト運輸『選択』3月号(選択出版)

クロネコヤマトが人手不足から、お昼時の配送取りやめや、荷受量の規制に踏み切るらしい。ドライバーの過酷な労働状況が話題になっているが、「ブラック企業」との声が聞こえてこないのは、皆がその受益者だからか。『選択』3月号(選択出版)の企業研究で、…

オバマが残した負の遺産を払拭できるか『ニューズウィーク』3月7日号(CCメディアハウス)

「それでもアメリカは、中国の方針に強固な対抗措置を講じざるを得ない」と、トランプの対外強硬政策を応援する、珍しい記事が載っていた。 中国が南シナ海での勢力を目覚ましく拡大させたのは、確かにオバマ政権時期であり、「不安定な対アジア政策」の責任…

トランプは早晩「普通の大統領」になる『選択』3月号(選択出版)

就任すればまともになるはず、とは当選直後から言われていたが、閣僚の面子を見るに、どうも怪しげな連中ばかりで信用ならない。 『選択』3月号(選択出版)の記事で、影の支配者として「セキュリティ・エスタブリッシュメント」なる面々が紹介されていた。 …

ナフタリ・ベネット(ユダヤ人の家党首)『選択』2月号(選択出版)

トランプ政権誕生後、東エルサレムへの入植を再開するなど、イスラエルの動きも剣呑になってきている。 『選択』2月号(選択出版)の「世界のキーパーソン」で、イスラエル右派の代表、ナフタリ・ベネットが紹介されていた。 米国でソフトウェア会社を興した…

米朝対決の勝利なきシナリオ『Newsweek』日本版2/28号(CCCメディアハウス)

選挙中とは打って変わり、中国に対しやたらと融和的になったり、日米同盟を高く評価したりと、トランプ大統領は案外「変なこと」をやらない気がしてきたが、『Newsweek』日本版2/28号(CCCメディアハウス)に、対北朝鮮政策4パターンの予測記事が載ってい…

側近更迭から政権崩壊『AREA』2月27日号(朝日新聞出版)

先日、フリン大統領補佐官が辞任した。閣僚の議会承認が滞るそばから辞めていたのでは、いつ勢揃いするやら分からない。「AREA」2月27日号(朝日新聞出版)に、一連のドタバタ劇を整理した記事が載っていた。 オチはもちろん、トランプ氏が出演していたテレ…

米国「大富豪」のカネの使い方『選択』2月号(選択出版)

「欧米の資産家はよく寄付や政治献金をする」という話は昔からよく聞くが、キリスト教文化の影響だとか言われると、仏教にも喜捨くらいはあるのだがと、どうも合点がいかない。『選択』2月号(選択出版)に、かなり納得できる話が載っていた。メガリッチとは、…

国民の安全が乗っ取られた『Newsweek日本版2/21号』CCCメディアハウス

大統領自身が話のネタに事欠かないのに加えて、閣僚までこれほど取り上げられる政権は記憶にない。さらに、フリン大統領補佐官の辞任、アンドリュー・パズダー氏の労働長官指名辞退と、既に現実として波瀾続きとなっている。 そんな「オールスター」な閣僚た…

偽ニュースが「産業」になる東欧の貧国『選択』2月号(選択出版)

大統領選中のフェイク・ニュース氾濫に業を煮やしたFaceBookが、「真偽不明」警告を導入したらしい。流行語ともなったフェイク・ニュース、『選択』2月号(選択出版)によれば、マケドニアの片田舎の若年失業者らが小遣い稼ぎにやっていたらしい。 中国には…

習近平「権力闘争」の趨勢『選択2月号』(選択出版)

『選択』(選択出版)では、ほぼ毎月、中外の情勢と中国共産党内抗争についての生々しい記事が掲載されている。纏めて読んでも面白い。 習近平政権が「反腐敗」を旗印に他派の排除を謀ってきたのはよく知られているが、今月号によれば、総理に対しても捜査権…

米露関係は必ず「悪化」する『選択』2月号(選択出版)

日米首脳会談は今のところ、トランプ氏による大統領選以来の対日強硬姿勢は一体何だったのかと思わせる「蜜月ムード」が演出されている。 一方、選挙当時には「プーチン大統領と、うまくやっていける」と言っていた対露関係だが、こちらは雲行きが怪しいよう…

アフリカ「奇跡の経済成長」を遂げる国々『選択2月号』(選択出版)

先日、池上彰氏が司会の番組で、中国のアフリカ進出特集をやっているのを観た。取材陣に「ニーハオ」と笑いかけるエチオピア人が印象に残る。 『選択』2月号(選択出版)に、東アフリカ諸国の記事が出ていたので興味深く読んだが、決してチャイナマネー頼み…

南極「軍事利用」に走る中国とロシア『選択2月号』(選択出版)

北極圏については、航空路と北極海航路というイメージをまだしも抱いていたが、南極大陸については「一部の領有権を主張している国家がある」「タローとジローが生きていた」という程度の認識しかなかった。 『選択2月号』(選択出版)によれば、南極大陸に…

米欧に広がる「素人単独テロ」の恐怖(『選択1月号』選択出版)

昔、東アジア反日武装戦線狼が、爆弾製造法などを掲載した『腹腹時計』なるテロの手引き書を出していたという。あれから四十数年、ISはWEBマガジンで、テロマニュアルを無料頒布しているらしい。『選択 1月号』(選択出版)によれば、大型トラックで突…

米国の平均経験職数『11.7』

『週刊ダイヤモンド』2017年1月14日新春号に、雇用の流動化についての記事が載っていました。 米国の18~48歳の平均経験職数は「11.7」にもなるそうです。 記事には「企業が求める生産性向上に必要なスキルとその数は、時と共に変化するものだ」とあり、日本…

中東を「山分け」する米国とロシア(選択1月号 選択出版)

『選択 1月号』(選択出版)に、“中東を「山分け」する米国とロシア”なる、物騒な記事が載っていた。 米国次期国務長官、レックス・ティラーソンはエクソンモービル会長、根っからの油屋で、プーチンとも昵懇の仲とのことである。ビジネスマン大統領の集める…

世界のキーパーソン 安哲秀(選択12月号 選択出版)

韓国政情ニュースは、ハンナラ党だのウリ党だの、毎回聞いたことのないカタカナの政党名が登場する。次に記事を読む時にはまた聞いたことのない党が出てきて、何のことやら分からない。朝鮮労動党を少しは見習えとは言わないが、何とかならないものか。『選…

『東洋経済(12月10日)』、池上彰さんインタビュー「私がトランプ当選を見抜けなかった理由」を読んで

トランプ氏の大統領当選も、英国のEU離脱も、「こうなるだろう」の予想が覆される結果となりました。ニュースを読むということは、本当に難しいことなんだなぁと思います。 想像していた方向に進まず、理解することが難しくても、世の中を知ろうとすること…

愚かの極み「トランプ楽観論」(選択12月号選択出版)

トランプ氏の大統領選勝利も予想外なら、その後円安に振れているのも予想外だった。予想外が過ぎて、「それほど悪い大統領にはならないだろう」と、楽観論へ逃げる風潮が蔓延しているのではないか。 選択12月(選択出版)に掲載の特別リポートでは、この風潮…

米中がもし戦争をしたら(選択11月号選択出版)

戦争シミュレーション記事は週刊誌等でよく見るが、選択11月号(選択出版)では、米研究所による台湾沖海戦、スプラトリー沖海戦を想定した記事が掲載されていた。 詳細は省くが、台湾沖では中国軍優位、南沙諸島では互角とのことで、冷や水をぶっかけられた…

「二島返還」論の弱点こそ敗戦国日本の宿痾 北方領土「二島返還」の罠(『選択11月号』選択出版) 中国とロシアはなぜトランプ支持か(『週刊東洋経済11月12日号』 東洋経済新報社)

拉致被害者の救出を願うブルーリボンバッジは、すっかり保守派の目印として定着、本来の意味が忘れられている感すらある。一方、ブラウンリボンバッジを付けている人を眼にすることは少ない。 中国の公船が領海に侵入する度に大きく報じられる尖閣諸島や、韓…