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リコー『選択』5月号(選択出版)

『選択』(選択出版)でキヤノンニコンと光学機器メーカーについて報じられていたが、『選択』5月号(選択出版)では「黄昏リコーの哀れな末路」という題で、リコー記事がとりあげられていた。

「カネなし、技術なし、活気なし」と、どうしようもないとは正にこのこと。主力のオフィス機器市場が、絶望的らしい。なるほど、最近ペーパーレスだとかで、配布資料を紙で配らずタブレットPCなどで見させる企業もあるようだが、ああいった取組はリコーの首を絞めているようなものか。
 リコーに比べれば、キヤノンは一眼レフでシェアを握っているうえ、東芝メディカル買収など「それなりに手は打っている」と言えるそうだ。

 デジタルカメラについての言及は、THETAについて少し触れたくらいだったが、そもそもシェアもロクに取れていないので、当然か。街でカメラを持った人を見ると、必ずメーカーをチェックしているが、ペンタックスの一眼レフを持った観光客も稀にいて、「中国にもペンタファンがいるのか」と感心する。中には、キヤノンとペンタ、二台肩から下げて歩く、意識の高いやつもいる。
ペンタックス」で検索しようとしたら、関連で「ミラーレス」が出てきたので、「はてな」と思ったら、Qシリーズだった。なるほど、言われてみれば、あれもミラーレス一眼には違いない。自分の頭の中では、「レンズ交換式コンデジ」だったのでピンとこなかった。
 こういうとQシリーズを馬鹿にしているようだが、あれはあれで完成された、遊び心のあるいい商品だと思う。ちょくちょく持っている人を見かけるが、決まって若い女性なので、まさに「女子カメラ」という狙い通り、マーケティングはかなり成功しているのではないか。
 そもそも、カメラという商品自体がニッチと言ってしまえばそれまで、とても利益が出るとは思えないが。何故、100億も出して買ってしまったのだろうか。
 さすがに今更カメラ部門は、サムスンも昨年あっさり撤退したぐらいでもあるし、いくらカネが余っている中国企業でも買わない気がする。

『選択』5月号(選択出版)