ニュースななめ読み『選択(選択出版)』『東洋経済(東洋経済新報社)』ほか

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ニッポンの老害 相談役・顧問『ダイヤモンド』10/14号(ダイヤモンド社)

 『ダイヤモンド』10月14日号の特集は「ニッポンの老害 相談役・顧問」だった。9月16日号で掲載していた「大学序列」も偏差値の変遷から大学の特色が見えておもしろかったが、今回も具体的なデータが多く企業によって相談役・顧問の扱いがどう異なるか非常に興味深かった。
 特集によると、情報開示されず経営責任も問われない相談役・顧問が口出しすることで起きる「老害経営」の典型例が東芝の凋落だそう。高待遇に欠かせないのが「個室・秘書・社用車」の3点セットで、経歴による待遇の差が「老害」の危険度の差でもあるそうだ。
 特に「老害」になる可能性が高いのは社長・CEO経験者で経営に口を出す人物らしい。一方で、直接経営に関与しない高度な知見や専門性を持つ人物の場合は社内においても社外においても「老益」に変わるという。
 来年1月に東証が報告書内で情報開示が行われる。あくまで任意で社長・CEO経験者に限られるため、どこまで明らかになるかは不明だが、実態がわからなければ老害かどうか深く語るのは難しいように思う。

 

『ダイヤモンド』10/14号(ダイヤモンド社