ニュースななめ読み『選択(選択出版)』『東洋経済(東洋経済新報社)』ほか

雑誌のニュース記事を読んだ感想をつらつらと書いています。

史上最多「期日前投票」何がめでたい『選択』11月号(選択出版)

 投票・選挙の結果が正当性を持つ条件は、投票・選挙を行うことへの利害関係者の合意と、選択肢に関する情報が充分に得られる環境にあるということだそうだ。しかし、今回の選挙は両方の条件を欠如しており民主主義国家としての「常識」を覆したそうだ。
 確かに、今回の選挙は解散から投票までの時間が短かったうえ、野党の状況は日々目まぐるしく変化した。解散当初は「大義なき」解散だという報道が多く、解散後は希望と立憲民主の党を巡る状況ばかりが報じられていたように思う。さらに、投票率も戦後二番目の低水準となったことを踏まえると、選挙の正当性が危ぶまれるのも仕方の無いことだろう。
 投票率期日前投票が増えているとのことだったのが、結局は悪天候もあり低いまま終わってしまった。期日前投票率だけを見れば、政治への関心は高いように思えた。ただ、『選択』11月号(選択出版)によれば、期日前投票有権者が政党や候補者を見極める時間が減ることを意味し、スウェーデンのような「後悔投票」がないため期日前投票後の選挙期間で問題が起きても変更出来ないことが問題だという。
 民主主義とは何か、選挙をしていればいいのか、考え直す必要性を感じた。
 
『選択』11月号(選択出版)